大掃除をしていると突然やってくる鼻のムズムズ。
ムズムズしだしたなと思ったらくしゃみや鼻水が出るようになって、掃除どころではなくなってしまいますよね。
原因は、掃除をしている時に感じるほこりっぽさ?
特に何も無いように見えても、くしゃみや鼻水の原因になるものが空気中にフワフワ飛んでいるんです。
結局どんな所に気を付けて、どんな掃除をすればいいのか気になりませんか?
そこで、大掃除の時にくしゃみや鼻水が出る原因と、対策や注意点を調べてみました。
このやり方を実践していけば、大掃除の度にくしゃみや鼻水に悩まされる事が無くなるかも…。
今回は「大掃除の時にくしゃみや鼻水が出るのは?対策や注意点を調べてみた!」と題してお届けします。
大掃除の時にくしゃみや鼻水が出るのはなぜ?
大掃除の時にくしゃみや鼻水が出た経験がある方は多いのではないでしょうか?
マスクをつけてから掃除を始めると、あの厄介なムズムズは無くなりますが、マスクのせいで暑くなったり息苦しかったりとなんだか掃除がやりにくい…。
ただでさえ時間が掛かる大掃除、出来るだけ早く終わらせてゆっくりしたいですよね。
では、くしゃみや鼻水などの原因になっているものは、どんなものがあるのか見ていきましょう。
くしゃみや鼻水の原因は?
大掃除の時にくしゃみや鼻水が出る原因は、アレルギー物質であると言われています。
鼻や口を通して体に入ってきたアレルギー物質をくしゃみや鼻水で、体外に追い出そうとする反応だったんですね。
このアレルギー物質というのが、ダニなどのハウスダスト。
知らないうちにダニを吸い込んでいるなんて、あまりいい気分はしませんよね?
でも、ダニは外から家の中どんなところにでも潜んでいるので、家への侵入を阻止する事も、完全に家から追い出す事も出来ません。
では、人間のすぐそばで暮らすダニ達と、どのように付き合っていけばいいのか気になりますよね。
まずは対策について考えていきましょう。
アレルギー物質に対する対策や注意点は?
掃除をまめにする
- まめに掃除をしてダニの死骸などを取り除き、生きているダニを部屋から減らす。
- 掃除の際に、サッシに溜まっている小さな昆虫類の死骸やホコリまできちんと除去する。
- 本棚は特にアレルギー物質が溜まりやすいので、上から下までしっかり掃除する。
- ハウスダストが床にたまっている朝、モップをかけてから掃除機を使う(いきなり掃除機を使うとホコリが舞い上がるので注意)。
- ペットを屋内で飼う時は、ブラッシングやシャンプーでペットを清潔に保ち、寝床もしっかりと掃除する。
- 掃除機を使う時はゆっくりと動かし、時間を掛けてダニを吸う(週に2回以上)。
- 布団は週2回以上干して風を通すか、室内干しや布団乾燥機を使い週1回以上掃除機をかける。
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洗濯もまめにする
- 寝具も洗える寝具を使って、シーツ等は1週間に1回以上、布団は1年に1回以上洗う。
- シーツ、布団カバーは週に1回以上洗濯しましょう。
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対策グッズを使う
- ダニは押し入れや布団などに潜んでいるので、ダニ取りシートを設置する。
- HEPAフィルター付きの空気清浄機を1日中使うことで、空気中のハウスダストを除去する。
- ベッド、布団、枕にはダニを通さないカバーをかける。
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温度湿度に気を付ける
- 室温は20~25度に、湿度を50%に保つ(ダニは高温多湿を好み25度を超えると一気に増える)。
- エアコンなどの除湿機能を利用して湿度を下げ、湿気が溜まらないように換気をしっかりと。
花粉を室内に持ち込まない
- 花粉のつきやすいウールなどの素材の服は避け、帰宅時は衣服や髪をよく払ってから家に入る。
- 花粉の飛散量の多いときは窓や戸を閉めておく。
朝一に掃除をする
- ハウスダストが床に落ちている朝のうちにモップなどで床を拭き、掃除機で吸い取る。
秋に掃除をする
- ダニ・カビ・ハウスダストは、春から夏にかけてピークになるので溜まってきたハウスダストを一斉に除去するには、秋に掃除をするのがおすすめ。
最後に
今回は「大掃除の時にくしゃみや鼻水が出るのは?対策や注意点を調べてみた!」と題してお届けしました。
最近は、年末の大掃除をしない家も増えていますが、ホコリを溜めたままにしていると、やがてヒノキや杉の花粉のシーズンになり喘息など別の症状が出るようになってしまいます。
上の項目で挙げたように、秋からでも大掃除を始めれば、ダニによる影響もかなり軽減されると思いますよ。
掃除洗濯をマメにやるという点も、ちょっと大変かもしれませんが家族全員で作業を分担すると、少しでも楽に大掃除をすることが出来ますよね。
ダニと上手に付き合って、アレルギー物質によるくしゃみや鼻水を軽減出来るようにしていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!