年末の大掃除、あちこちに1年分の汚れが溜まっていて大変な思いをしていませんか?
いろいろなやり方で掃除してみても、思ったほど綺麗にならない事もありますよね。
キッチンの壁に着いた油汚れや、お風呂の水垢…考えるだけでも大変そうです。
そこで、家事えもんこと松橋周太呂さんが番組で紹介した大掃除に使える裏技で汚れを簡単に綺麗にしていきましょう。
吉本のお笑いタレントでもありながら、お掃除の達人家事えもんのテクニックをまとめました。
数々のテレビ番組に登場し、家事の時短テクニックを紹介されている家事えもんの裏技で掃除を簡単に済ませましょう!
今回は「大掃除は裏技で簡単に済ませよう!家事えもんのテクニックまとめ」と題してお届けします。
大掃除は裏技で簡単に済ませよう!家事えもんのテクニックまとめ
誰もが実践できる簡単な汚れ落としのテクニックと手順を披露している家事えもん。
1年の最後にやってくるとっても大変な大掃除を、彼の裏技で簡単に済ませましょう。
大掃除に役立つ家事えもんの裏技テクニックで、家の汚れをスッキリ綺麗にして新しい年を迎えて下さいね。
壁についた油汚れ・ヤニ汚れに「セスキ炭酸ソーダ」
去年はマジックリンでサッと落ちた換気扇の汚れ、今年はまったく落ちなかったけど、ものは試しと使ったセスキ炭酸ソーダ。
はんぱねぇ。
付けといたらゴッソリ汚れ落ちた。
気持ちいい pic.twitter.com/MShed13rFr— Yusuke.O (@SnufkinY25) December 3, 2018
重曹よりも水に溶けやすく、油を分解する効果が高いセスキ炭酸ソーダ。
弱アルカリ性のセスキ炭酸ソーダは、酸性の汚れに強いので、コンロやグリルなどキッチンの油汚れやたばこのヤニなどを綺麗にすることが出来ます。
セスキ炭酸ソーダは、サラサラした触り心地の結晶状になっていて臭いもほとんどありません。
洗濯洗剤などに使われる界面活性剤が入っていないので環境に優しいのが特徴です。
セスキ炭酸ソーダで落とせる汚れ
- コンロやグリル・換気扇などの油汚れ
- 電子レンジやオーブントースターの汚れ
- 水回りのぬめり、皮脂汚れ
- 手アカ・皮脂、油などによる汚れや黒ずみ
- 血液の付着による汚れ
- タバコのヤニ汚れ
- ステンレスのくもり
- ワイシャツの皮脂汚れ
セスキ炭酸ソーダ水の作り方
300~500ccの水に、小さじ1杯分(15g)のセスキ炭酸ソーダを溶かすだけ。
※スプレーボトルに入れると使いやすくて便利ですよ。
セスキ炭酸ソーダ水を使った掃除
- 油汚れのついたキッチンの壁全体にスプレーする。
- 壁を掃除する時は、垂れてくる汚れがシミになってしまうので下から上に向かって順番に吹き付ける。
- キッチンペーパーやマイクロファイバーの素材で出来たクロスで拭き取る。
※メガネ拭きやスマホを拭くクロスは、マイクロファイバーで出来ているので汚れが取れやすく壁紙を拭いても優しく掃除する事が出来ます。
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鏡の白い水垢を磨く時は「クエン酸」
入居3年目です。前に大掃除したのが昨年末なので床が汚いですが参考までに、、、床の汚れとかはクエン酸と重曹着け置きで掃除すれば簡単に落とせるので年1くらいで掃除してます。普段は週2-3で湯船だけ風呂掃除って感じです。 pic.twitter.com/dviWrmPwUB
— ずっぽ (@zupppo) September 6, 2020
クエン酸とはレモンや梅干しなどに含まれる酸っぱい成分の事。
クエン酸は酸性ですが、酢のようにツーンとした臭いはありません。
酸の力でカルシウムを溶かしてくれるので、水回りや電気ポット内の水垢掃除、尿石などアルカリ性の汚れに最適。
無色無臭で環境に優しいのも特徴です。
クエン酸で落とせる汚れ
- 洗面所やお風呂場、鏡についた白い汚れ
- シンクの水垢
- お風呂場の石鹸カス
- トイレの黄ばみ
- 洗濯槽の汚れ
クエン酸水の作り方
水500mlに、クエン酸30gを混ぜるだけ。
※スプレーボトルに入れると使いやすくて便利ですよ。
クエン酸水を使った掃除
- クエン酸水を作ってお風呂の鏡に吹きかけ、水分が流れてしまわないようにラップを貼る。
- 2~3時間待つ。
- 剥がしたラップをくしゃくしゃに丸める。
- 丸めたラップにクエン酸の粉末をかけて鏡を磨く。
- 磨き終わったら水で流す。
※クエン酸水に重曹を混ぜると勢いよく発泡するので、排水溝の掃除に利用出来ます。
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油汚れや手垢、焦げ付きに「重曹」
【天然カビキラー】
・酢+重曹でカビ退治!
・水100mlに対し酢50mlを加えスプレーボトルに入れて酢水スプレーを作る
・酢水スプレー後に重曹をふりかけ、さらにその上から酢水スプレーをして約1時間待つ
・その後洗い流し、落ちていなければブラシで擦る pic.twitter.com/zLy5DyD0l4— 食の未来を本気で考える一般人 (@Ippanjin0707) September 7, 2020
重曹水は弱アルカリで、酸性の汚れの中でも皮脂等の油汚れの掃除に使われます。
重曹は安全性が高く、人体に無害な物質で環境にも優しいのが特徴。
結晶が丸く粒子が細かいので、研磨剤としても使う事も。
粉のまま使ったり、重曹水にしたりペースト状にするなどして使い分ける事が出来ますよ。
重曹で落とせる汚れ
- お風呂に付きやすい皮脂汚れや手垢、ぬめりなど
- 五徳やコンロの天板などに付きやすい油汚れ
- 換気扇の油汚れに
- トイレの黒カビやぬめり
- 洗濯機のカビや洗剤の溶け残りによる汚れ
- 皮脂やキッチンの油汚れ
- 洗濯機に入らない大きなカーペットの拭き掃除
重曹水の作り方
1ℓの水に重曹大さじ4杯を入れて混ぜるだけ。
※濃い濃度の重曹水は粉が残る原因になるので、混ぜる量に注意。
重曹ペーストの作り方
重曹と水を2:1の比率で混ぜるだけ。
※重曹は水に溶けにくいのでドロっとしたペースト状になればOK。
重曹を使った掃除
・粉のまま使う場合
焦げや軽い水垢にクレンザーのように振りかけて、歯ブラシやスポンジでこすり洗いする。
水に濡れたら困る部分の掃除や消臭にも使えます。
・重曹水で使う場合
もっとも汎用性が高い重曹水は、油汚れや皮脂汚れにスプレーして雑巾で拭き取るだけ。
スプレーボトルに入れたり、つけ置きに使います。
・重曹ペーストで使う場合
ペーストになっているので汚れに密着しやすくなっている。
キッチンのコンロ周りの頑固な汚れや水垢、皮脂汚れに重曹ペーストを乗せてスポンジなどでこすり洗いする。
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まとめ
今回は「大掃除は裏技で簡単に済ませよう!家事えもんのテクニックまとめ」と題してお届けしました。
家事えもんが使う洗浄剤はどれも作り方・使い方が簡単なので、材料が揃っていれば誰でもすぐ掃除する事が出来ますね。
セスキ炭酸ソーダ・クエン酸・重曹には、界面活性剤が含まれておらず人にも環境にも優しい事が分かりました。
普段の掃除にも活躍するので、セスキ炭酸ソーダ・クエン酸・重曹を使って家中の汚れをピカピカに。
大掃除をするときには、家事えもんが教えてくれた裏技でスッキリさせましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!