台風シーズンになると、窓ガラスの飛散防止などの台風対策が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
場所によっては、雨戸やシャッターがついていない所もあり「この窓、台風の時は大丈夫?」と心配になることがありますよね。
もしもの時を想定して、事前に窓ガラスにテープなどを貼り付けて、窓の飛散防止をしておきましょう。
窓の飛散防止で一番使いやすいのは、耐久性・粘着力・剥がしやすさの点で優れた「養生テープ」です。
もし養生テープが手元に無い場合には、サランラップやビニールテープ・布テープなどを使っている方がいらっしゃいましたので、使い方をまとめてみました。
「もし窓ガラスが割れてしまった時の対応」「窓ガラスが割れないようにする為に出来る事」についても調べてみましたので、参考にしていただければと思います。
今回は「台風対策でサランラップやビニールテープ・布テープは?窓の飛散防止」と題してお届けします。
台風対策・サランラップやビニールテープ・布テープで窓の飛散防止
台風で窓ガラスが割れてしまったら、かなりショックですよね。
ガラスって結構高かったりしますし、窓ガラスが割れたショックもあって、呆然としてしまいそう…。
養生テープを貼るのも良いと言われていますが、台風シーズンになると品薄になっていて用意できない事もあるようです。
他にも窓ガラスの飛散防止に使えるものが無いか探していたら、サランラップやビニールテープ・布テープなどが出てきました。
ラップやビニールテープ以外にも、クラフトテープやプチプチ(気泡緩衝材)を使った方法もあるので、合わせてご覧ください。
窓ガラスの飛散防止に「サランラップ」を使う
家が暑すぎて限界まで小窓を閉めません
養生テープないしサランラップとビニールテープでとりあえずガラス飛散防止フィルム作成そしてここの多摩川が氾濫危険水位に達しました pic.twitter.com/Vk52rZ0GVr
— イベリコ~熱中症には気をつけろ!2020~ (@ibesama) October 12, 2019
どのご家庭にもあるもので、窓ガラスの飛散防止に使えるのが、台所にあるサランラップ。
窓の飛散防止にサランラップを使うには、窓の内側一面にサランラップをつけて「米」の字のようにテープを貼り付けて下さいね。
ガラスにペタッとつかないものがあるので、くしゃくしゃになってしまって貼るのが大変かもしれないです。
筆者のように不器用な方には、あまりオススメ出来ません。
窓ガラスの飛散防止に「ビニールテープ」を使う
#養生テープ は売り切れていたが、店員さんに十分代用になると聞き、割れ物防止の #プチプチ と #ビニールテープ をゲット😉👍✨
それにしても、#ホームセンター の駐車場が激込みでなかなか出られん😅#台風19号 #台風 #台風対策 pic.twitter.com/IEDb1IQJYT
— 宿崎 岳大 (@takehiro_shuku) October 11, 2019
ビニールテープは、電気工事などに使われれるもので、絶縁テープと呼ぶ方もいらっしゃいますね。
これといったテープがご自宅に無い場合は、ビニールテープも使えますが、問題は剥がす時です。
貼り付けていた時間にもよると思いますが、ベタっとした跡が残る事があるので、段ボールやサランラップなどと組み合わせて使ってみて下さい。
今は100均でラベルはがしが販売されているので、貼り付けた後が残った場合は使ってみて下さい。
テープ類を貼る時は「米」のように貼り付けると良いですよ。
窓ガラスの飛散防止に「布テープ」を使う
台風対策に、
窓・玄関を、段ボールや布テープで補強しました。 pic.twitter.com/xxSAAXrUeh— ビネン🐤白地に赤のC🐣 (@binen_chudai_e) October 10, 2019
布テープは、宅急便などで段ボールを梱包するのに使われているもので、どこのご家庭にでもありますよね。
こちらもビニールテープのように、剥がした時に跡が残る場合があるので、段ボールやプラダンなどと組み合わせて使うと良いですよ。
ビニールテープに比べて、布テープは幅広なので、より広い面積に使う事が出来て、養生テープのように頑丈なので耐水性・耐久性が良いです。
粘着力も強いので、窓の大きさくらいの段ボールを布テープで一緒に貼れば、ガラスにつく剥がした跡も少なくて済みますよ。
貼り付ける時には「米」の形に貼り付けて下さい。
窓ガラスの飛散防止に「クラフトテープ」を使う
台風対策。
写真は南西側窓。角部屋なので、東南窓もあり。もう最後飽きたけど。なんとかサランラップとテープ(養成テープ終わっちゃったので、途中からクラフトテープ)で補強。
シャッターがある家だったら良かったけどね😊仕方なし。 pic.twitter.com/arEkK4Oxcb
— usu (うす) (@usukororintan08) October 12, 2019
クラフトテープも荷物の梱包に使われるどこのご家庭にもあるものですね。
布テープに比べて、粘着力や耐水性・耐久性といった所が少し弱いかなと思います。
このテープは100均でも販売されていますが、粘着力が弱かったりするのでオススメ出来ません。
オススメ出来ないというよりも、クラフトテープは剥がす時に、とっても苦労するので出来れば使わないほうが良いです。
どうしても使わないといけない場合には、段ボールなどと組み合わせて使うと良いですよ。
クラフトテープも使う場合は「米」の字になるように貼り付けて下さいね。
窓ガラスの飛散防止に「プチプチ・段ボール」を使う
窓ガラスに段ボールと梱包用のプチプチを貼った比較(部屋の照明はOFF)。
左の窓には段ボールを、右の窓にはプチプチを、窓のサッシに養生テープでとめてます。
窓ガラス自体には養生テープは貼っていません。#台風対策 pic.twitter.com/2vGnm5CMW0— aikoのウタ。 (@aiko15_utatane) October 11, 2019
プチプチ(気泡緩衝材)や段ボールは、荷物の緩衝材に使われるものです。
フリマアプリやオークションなどで売買をする方なら、持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
窓ガラスの飛散防止に使う時は、窓と同じくらいの大きさの物を養生テープなどを使って貼り付けて下さい。
上で紹介したテープ類に比べて、一番衝撃を吸収してくれるのが、このプチプチと段ボールです。
100均で見かけるものもありますが、特に品質的に問題があるようなものは無いので、十分使えると思います。
もし窓ガラスが割れてしまったら対処法はどうする?
実際に窓ガラスが割れてしまった時は、かなり動揺したり慌ててしまう事が多いようなので、もし窓ガラスが割れてしまったら、対処法はどうするのか調べてみました。
雨や風が吹き込んでくるし早く片付けようと考えると思いますが、暴風が収まらないうちに窓ガラスに近づくと割れたガラスの破片が飛んでくる可能性もあり危険ですよ。
過去には、飛んできたガラスの破片が刺さってしまい、片付けをされていた方が亡くなられる事故も起きています。
もし窓ガラスが割れてしまったら対処法は、畳やタンス・衣装ケースのフタ・段ボールなどでおさえてみて、どうにもならなかったら台風が去るまで、そのまま待ちましょう。
もし破片が飛んでくるようであれば、毛布や座布団・クッションなどで身を守って下さい。
室内に雨が吹き込んできてなんとかしたい状況だと思いますが、ご自身やご家族の安全を最優先で行動し、風が収まってからガラスの片付けをして下さいね。
窓ガラスが割れないように出来る事は?
窓ガラスの台風対策についてご紹介してきましたが、そもそも窓ガラスが割れないように出来る事は無いのか?調べてみました。
出来れば飛散防止よりも、割れないようになっていたほうが一番良いですよね。
以下に窓ガラスが割れないように出来る事を書き出しましたが、どれも台風が来る前に対処しておく必要があります。
台風シーズンになると、物によっては品薄になることもあるようなので、早めに行動されて下さいね。
窓ガラスが割れる原因を作らないために周辺を片付ける
台風の時に窓ガラスを割ってしまう原因となるものが、ご自宅に置いてあるかもしれません。
窓の近くに物を置かないようにして、原因になるようなものは片付けておきましょう。
次に挙げる物は屋外に置いてあって、窓ガラスが割れる原因になるようなものです。
物干し竿 | 物干し台 |
子供の遊具(三輪車など) | 自転車やバイク |
ホウキなど掃除道具 | ガーデニングの置物 |
プランターや鉢 | タイヤやホイール |
これ以外にも、強風で色々な物が飛んでくる可能性があります。
台風が来ると分かった時点で、屋外の飛んでいきそうなものを室内や倉庫にしまっておくと安心ですね。
事前に防犯フィルムや飛散防止フィルムを貼っておく
防犯フィルムや飛散防止フィルムは、ガラスが割れないように作られた物なので、事前に用意できるのであれば、これらのフィルムを貼っておくと安心です。
防犯フィルムや飛散防止フィルムは、他のやり方に比べてコストが掛かりますが、割れたガラスの交換費用や誰かがケガをするかもという点を考えるとやっておいたほうが良いですね。
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窓の外側に段ボール・プラダンを貼る
飛んできたものを防ぐのに、窓の外側に段ボールやプラダンを貼ると効果がありますよ。
この時に、窓ガラスの内側に飛散防止用のテープなどを貼っておく事をオススメします。
またプラスチック段ボールこと「プラダン」というものがあって、こちらは紙製の段ボールと違って濡れても大丈夫なんです。
プラダンは小さい物なら100均でも入手可能ですよ。
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まとめ
今回は「台風対策でサランラップやビニールテープ・布テープは?窓の飛散防止」と題してお届けしました。
台風による強風で、物が飛んできて窓ガラスが割れるケースって多いんですね。
いまだに経験していない人には考えられない事かもしれませんが、実際に窓ガラスが割れてしまうとショックで真っ白になってしまいそうです。
窓の補強については、知っていて損はないと思いますので、こちらの内容をご活用いただければ幸いです。
また、今回ご紹介したサランラップやビニールテープ・布テープなどを使っても、窓が割れる事はあります。
ガラスが割れた事による2次災害の予防に効果がある方法だとお考え下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました!