「ウエストエクスプレス銀河はどこを走る?停車駅や運行区間をリサーチ」
5月から運行を始める新しい長距離列車「ウエストエクスプレス銀河」が、25日報道陣に公開されました。
デザインは、えちごトキめき鉄道の観光列車「えちごトキめきリゾート 雪月花」や、肥薩おれんじ鉄道のロゴタイプなどを手掛けてきた川西康之さん。
寝そべりながら景色を楽しめる座席や、往年のプルマン寝台のような優雅さ・欧州のクシェット寝台のような楽しさを盛り込み、これまでにない列車の過ごし方をいくつもデザインしています。
外観は美しい海や空を表現した深い青の「瑠璃紺」色の車両で、京阪神エリアで新快速などに使われてきた117系電車を改造して利用しました。
車体側面の長いラインは、長距離の旅をイメージさせるとともに、誰もが持つ「遠くへ行きたい」という憧れを叶える列車であることを表現しているそうです。
そんなウエストエクスプレス銀河はどこを走るのでしょうか?停車駅や運行区間が気になりませんか?
今回は「ウエストエクスプレス銀河はどこを走る?停車駅や運行区間をリサーチ」と題してお届けします。
ウエストエクスプレス銀河はどこを走る?
深い青の「瑠璃紺」色が目をひくウエストエクスプレス銀河は、どこを走るのでしょうか?
鉄道ファンでなくても、新しく運行される列車って、どこを走るのか気になりますよね。
ウエストエクスプレス銀河は、京阪神エリアで新快速などに使われてきた117系電車を改造して利用していますが、ただラッピングして、カラーリングを変えただけの列車ではないんですよ。
この列車の内装やサービスも気になりますが、まずはどこを走るのか、列車の運行方面を見ていきましょう。
ウエストエクスプレス銀河はどこを走る?運行方面一覧
2020年5月~9月 | 運行方面は関西から山陰 |
2020年10月~2021年3月 | 運行方面は関西から山陽 |
引用:JR西日本
ウエストエクスプレス銀河の運航開始日は2020年5月8日で、島根県出雲市~大阪・京都など関西方面をつなぎます。
出雲市から大阪・京都までの距離は、だいたい400~440キロと長距離を移動する事になりますね。
列車内には長距離の移動でも、飽きない工夫がされているとか。
特に現代人は時間がある時に、つい見たくなるのがスマートフォンですよね。
川西康之さんは、風光明媚な大自然が堪能出来るにも関わらず、乗客が下を向いてスマホをいじりだす事態は避けたいと考えています。
もちろん乗客の方々が退屈にならないよう、乗務員にはタイミングを見計らってお声掛けするようお願いしているそうですよ。
島根県出雲市~大阪・京都間の長い距離でも、人との会話があれば、思い出に残る旅になりますよね。
ウエストエクスプレス銀河の停車駅や運行区間は?
次は、ウエストエクスプレス銀河の停車駅や運行区間です。
ウエストエクスプレス銀河は、各駅停車の列車ではないので、停車駅が限られています。
2020年5月から9月まで、夜行特急列車として運行するので、その時の停車駅を見ていきましょう。
ウエストエクスプレス銀河の停車駅
関西~山陰方面(夜行特急列車、2020年5月~9月まで)
下り(出雲市行き)停車駅
運転時刻:京都21時ごろ発➡出雲市9時半ごろ着
ウエストエクスプレス銀河の停車駅は、以下の通り
- 京都駅
- 新大阪
- 大阪
- 三ノ宮
- 神戸
- 西明石
- 姫路
- 生山
- 米子
- 安来
- 松江
- 玉造温泉
- 宍道
- 出雲市
上り(大阪行き)停車駅
運転時刻:出雲市16時ごろ発➡大阪6時ごろ着
ウエストエクスプレス銀河の停車駅は、以下の通り
- 出雲市
- 宍道
- 玉造温泉
- 松江
- 安来
- 米子
- 根雨
- 備中高梁
- 神戸
- 三ノ宮
- 大阪
下り(出雲市行き)の場合、上りに比べて停車駅が多いですね。
ご利用のルートによって、停車駅が変わっているので、利用する際に気を付けたいですね。
この停車駅やルートによって、沿線の魅力ある特産品の販売や伝統芸能の披露など、車内外で様々なおもてなしも予定されています。
長距離ならではのイベントが計画されていて、乗客を飽きさせない工夫が凝らされてますよね。
ウエストエクスプレス銀河の運行区間は?
ウエストエクスプレス銀河の運行区間も調べてみました。
この列車は運行される期間によって、夜行特急列車だったり昼行特急列車だったりと変更があります。
その時に、ウエストエクスプレス銀河の運行区間が変わりますので、ご紹介していきますね。
2020年5月~9月まで(夜行特急列車) | 京都・大阪~出雲市 |
2020年10月~2021年3月まで(昼行特急列車) | 大阪~下関 |
夜行特急列車として、京都・大阪~出雲市間で運行するのは、たったの4か月なんですね。
その後10月から、昼行特急列車に切り替わり、大阪~下関の運行となる予定です。
終点まで長距離の旅となりますが、デザインを手掛けた川西康之さんの乗客を飽きないようにする工夫が、どのくらい効果があって楽しんでもらえるのか気になる所ですね。
夜行特急列車の期間は、京都を21時に出発して出雲に着くのが朝9時なので、寝て起きたら到着するといった感じですね。
昼行特急列車となる2020年10月~2021年3月までの期間こそ、乗客を飽きさせない工夫を最大限楽しめる期間になりそうですね。
まとめ
今回は「ウエストエクスプレス銀河はどこを走る?停車駅や運行区間をリサーチ」と題してお届けしました。
ウエストエクスプレス銀河は、深い青の「瑠璃紺」色が特徴的で、ヘッドマークとして採用された「銀河」の文字が、とてもカッコいい車両ですね。
暇な時に、ついスマートフォンに手が伸びてしまいがちの人が多い中、その土地の景色や旅行する人々とのコミュニケーションで、長距離の旅を楽しんで欲しいという川西康之さんのお考えは素晴らしいと思います。
列車の旅がより楽しくなるように、沿線の魅力ある特産品の販売や伝統芸能の披露など、車内外で様々なおもてなしを実施する予定もありますよ。
様々な工夫やイベントで乗客を楽しませてくれるウエストエクスプレス銀河で、楽しい列車の旅を満喫したいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!