おはら祭りは、鹿児島県鹿児島市で行われる秋の一大イベントです。
高見馬場交差点から、いづろ交差点を通り桟橋通りを結ぶ電車通りの約1,480mの区間を、約2万人の踊り連が連なり「鹿児島おはら節」「鹿児島ハンヤ節」「渋谷音頭」などの総踊りを見ることが出来ます。
また、躍動感溢れるダンス「オハラ21」「パレードマーチング&伝統芸能」子どもたちが楽しめるキャラクターショーなどを行う「YOU遊広場」などの催しが行われます。
今回は、鹿児島市政130周年記念・第68回おはら祭りの時間や日程・見どころについてリサーチしました。
大会概要と開催日程
名称 | 鹿児島市制130周年記念 第68回おはら祭り |
開催日 | 令和元年 11月2日(土)、3日(日・祝) |
開催エリア | 「総踊り」:高見馬場~いづろ~桟橋通りを結ぶ電車通りの約1,480m区間
「YOU遊広場」:みなと大通り公園 |
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おはら祭りの見どころ
おはら祭りの見どころは、約2万人の踊り連からなる「総踊り」、女性メインで演奏される「おごじょ太鼓」。
そして、華やかな装飾と電飾で光り輝く花電車です。
南九州最大の秋まつりを盛り上げる見どころについてご紹介します。
総踊り
約2万人の踊り連が、高見馬場~いづろ~桟橋通りを結ぶ電車通りの約1,480m区間で一斉に踊ります。
「花は霧島、煙草は国分、燃えて上がるはオハラハー桜島」の歌い出しで有名な「おはら節」。
鹿児島民謡の代表格とも言われ、鹿児島市で行われるおはら祭、東京都渋谷区で行われる渋谷・鹿児島おはら祭で、この鹿児島おはら節の旋律にのせて踊り手が踊りを披露します。
南九州随一の繁華街「天文館」一帯を練り踊る様子は圧巻ですよ。
「渋谷・鹿児島おはら祭」は、毎年5月中旬の土曜日・日曜日に、渋谷109前を通行止めにして、道玄坂・文化村通りをメイン会場に開催されています。
「渋谷」と「鹿児島」の縁(えにし)は古く、鎌倉時代に渋谷氏が所領を得て、一族をあげて薩摩に移住したとあります。
「渋谷・鹿児島おはら祭」は、その流れをくむ「ふるさとへの思いを馳せる」お祭りなんですね。
おごじょ太鼓
力強く美しい「おごじょ太鼓」は、女性がメインとなり迫力満点の太鼓と笛の演奏が行われます。
おごじょとは、鹿児島の方言で、”女性”のことを言います。
強気で頑固というイメージをもつ「薩摩隼人(鹿児島の男性)」と対比して、「薩摩おごじょ」は気立てがよい・優しい・芯が通ったしっかり者というイメージがついています。
鹿児島の人に「よかおごじょ」と言われたら、美人・気立ての良い人と褒められているんですよ。
ちなみに男性に対する褒め言葉は「よかにせ」で、優しい・強い・イケメンという意味の最高の褒め言葉なんです。
花電車
祭りの雰囲気を盛り上げる「花電車」も、おはら祭りには欠かせない見どころのひとつ。
10月中旬から、豆電球などの電飾と造花で華やかに装飾された車両が、毎日13時15分と18時00分に交通局を出発し、「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」の曲を流しながら、約2時間かけてゆっくりと市街地を走ります。
一度、暗くなってから「花電車」をご覧になられて下さい。
「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」が流れる中、電飾された車両が通過すると周辺が一気に明るく照らし出され、その美しさに魅了されますよ。
祭りの当日2日間は交通規制のため、運行せず総踊りが行われる通りにある天文館電停に停車しているので、近くで見ることが出来ます。
最後に
2日間にわたり開催される鹿児島の秋の風物詩「おはら祭り」。
両日ともに、見どころである「総踊り・おごじょ太鼓・花電車」を見ることが出来ますので、見逃すことなく祭りを楽しめますね。
また、おはら祭りは当日の飛び入り参加も大歓迎!
観るだけでなく実際に参加して、南九州最大級の祭りを全身で体感できますよ。
最後までご覧くださりありがとうございました!

